BURANOは、CineAltaカメラにおける高品位な映像表現とシネマカメラとしてのユーザビリティを維持しながら、
少人数撮影にも適した操作性を実現した新しいコンセプトのシネマカメラです。
8.6K フルフレームセンサーによる高品位な画質の追求
35mmフルフレームイメージセンサーを搭載し、広大なラチチュードと広色域による優れた映像表現を実現します。
フルフレームセンサーならではの大きく美しいぼけやダイナミックな広角撮影も特長。
最大解像度8632×4856に対応し、オーバーサンプリングよる高品位な4K映像を制作することが可能です。
様々なイメージスキャンモードに対応
フルフレームおよびSuper 35mmの撮像サイズで16:9および17:9の読み出しに対応。
8.6K 30p (FF)、 6K 60p (FF crop)、5.8K 60p (S35)、4K 120p (S35 crop) などのイメージスキャンモードで、
多彩な画質によるコンテンツ制作に対応します。
16stopのワイドラチチュードと低ノイズを実現
16stopの広大なラチチュードを実現。
ハイライト部から暗部まで幅広い輝度条件の下で低ノイズで美しい映像をキャプチャーすることができ、
グレーディング作業において高い自由度をもたらします。
撮影環境に合わせノイズを抑制できるデュアル・ベースISO
ISO 800とISO 3200の2つの基準ISO感度を持つデュアル・ベースISOを搭載。
明るい環境下ではISO 800、暗いシーンではISO 3200と基準ISO感度を使い分けることで
広いラチチュードを生かしつつ、ノイズを抑えたクリアな映像表現が可能。
BT.2020を超える広色域
S-Gamut3/S-Gamut.Cineを搭載し、VENICE 2と同様にBT.2020、DCI-P3を超える色域をカバー。
またS-Log3を活用することによりグレーディング時の自由度が飛躍的に向上します。
VENICE 2と同様の色再現ができるため、VENICE 2と組み合わせた撮影でも、
広色域を生かしたポストプロダクションのワークフローが効率的に行えます。
内部記録フォーマット
X-OCN LT (*)、XAVC H、XAVCの3つの記録フォーマットに対応。
*記録フォーマットX-OCN XTおよびX-OCN STには非対応です
新たに加わった印象的な4種類のルック
既存のs709や709 (800)に加えて、新たにWarm、Cool、Vintage、Teal and Orangeの4種類のルックを新たに追加。(Cine EI時)
撮影モードがCustomモードの時は、S-CinetoneやHLG Liveといったルックを適用できます。
PLマウントおよびEマウントに対応
PLマウントが標準で装着されており、Super 35mmおよびフルフレームのPLレンズを使用できます。
マウントは「Cooke/i Technology」に対応しており、対応レンズと組み合わせることで、
レンズの基本情報がメタデータとしてフレーム単位で記録されます。
また、PLマウントアダプタを取り外すことでEマウントレンズが使えます。
レバーロックを採用することでリグ装着状態でもレンズを回転せずに交換できます。
アナモフィックレンズのデスクイーズ機能
アナモフィックレンズに対応したデスクイーズ機能を搭載。
使用するアナモフィックレンズの倍率に合わせ、モニタリングメニューで1.3/2.0xから選択でき、
LCDモニター表示以外に、 FHD解像度での外部出力時にも適用できます。
(X-OCN LT撮影時はSDIもしくはHDMI、X-OCN以外ではHDMI出力に適用できます)
【付属品】
ハンドル (ビューファインダーアーム含む) (1)、ハンドル固定用ネジ (4)、LCDモニター (1)、
ビューファインダールーペ (1)、ビューファインダー取り付け台座 (1)、シム (円弧型) (1)、
シム (1/3円弧型) (15)、Eマウントキャップ (1)、PLマウントキャップ (1)
詳細はこちら (メーカーページ) をご覧ください